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ラウンドファスナー長財布メンズブランド編集

(ボッテガヴェネタ) BOTTEGA VENETA ラウンドファスナー 長財布[小銭入れ付き] ウォッシュドチェルボ シエル [並行輸入品]
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(ボッテガヴェネタ) BOTTEGA VENETA ラウンドファスナー 長財布[小銭入れ付き] KARUNG/カルング トルマリン [並行輸入品]
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(ボッテガヴェネタ) BOTTEGA VENETA ラウンドファスナー 長財布[小銭入れ付き] ウォッシュドチェルボ ダーク ネイビー [並行輸入品]
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(ボッテガヴェネタ) BOTTEGA VENETA ラウンドファスナー 長財布[小銭入れ付き] KARUNG/カルング エドワルド [並行輸入品]
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(ボッテガヴェネタ) BOTTEGA VENETA ラウンドファスナー 長財布[小銭入れ付き] KARUNG/カルング アルドアーズ [並行輸入品]
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(エドウィン) EDWIN 財布 メンズ 長財布 合皮 グレイン ラウンドジップ 2color
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 ホンダも企業である以上組織を無視できない。最終的には組織の決定に従うにせよ、その過程でお互いに言いたいことを言い合ってしこりを残さないようにしていた。 〈海の向こうから見たホンダは、頑強な要塞に映った。要塞に見えたのは何のことはない。官僚組織に変わっていたからだ。なぜそうなってしまったのだろうか。組織から個人を取り戻すにはどうしたらよいか。今のままではホンダはダメになってしまう。部長以下の人間が無色透明になっているのは、ホンダに明確な将来に対するビジョンがないからではないか〉 「久米さん。ホンダの将来あるべき姿を描いたビジョンを出して下さい。“久米ドクトリン”といったものです」  入交は帰国して間もなく、こう久米に詰め寄った。吉沢にも同じことを要求した。同僚の川本には事前に相談しなかったが、入交は川本も自分と同じ思いを持っているものとハナから信じていた。 「イリさん。そうおれを責めるなよ。おれの背中には宗一郎が乗っているんだ。オヤジが乗っている限り、おれは勝手に身動きができないんだ」  苦しそうな表情で言い訳をする久米の言葉を聞いて、入交は青山で起きている変化の背景を呑み込めた。  久米は久米で悩んでおり、自宅に帰ると自問自答した。 〈これまでメーカーは、良い製品さえ作っておればよかった。しかし自動車という基幹産業の一翼を担う会社として国際的な見地に立てばどうなるか。よい製品だけ作っておればよいという時代は、完全に過ぎ去ったのではないか〉 〈ホンダが世界でどう生きていくか。ホンダはいまその存在価値を試されている。ホンダを「世界で嫌われない会社」「好かれて生きる会社」にするにはどうしたらよいものか〉 〈いまホンダの経営課題は“万物流転”“因果応報”といった自然界の法則から何としてでも逃げ切ることだ。オヤジさん(宗一郎)と六本木の旦那(藤沢)は素晴らしいシステムを作り上げてくれたが、いくら気をつけても時が流れれば汚れが出てくる。創業者の理念も薄れる。それをどうやって取り戻すか〉 〈官僚主義がばっこするのは、社内にマスター(主人)とスレイブ(奴隷)の関係が発生したからだ。親会社と子会社といった上下の関係を当たり前と受けとるようになると、コミュニケーションが一方的になってしまう。日本企業はどこへいっても嫌われる。お互いの組織が独自性を持ってコミュニケーションできる組織とは一体どんなものか〉  考えれば考えるほど袋小路に入り、逆に万物流転の世界にのめり込んでしまう。  久米はホンダが抱える問題点を指摘できても、入交から要求されたドクトリンという形で、ホンダの将来のあるべきビジョンを具体的な形で示すことはできなかった。あえてやろうとすれば、どうしても宗一郎と藤沢の経営の原点を否定せざるを得なくなる。  吉沢もホンダが曲がり角にきていることは肌で感じ始めていたが、まだ「二百五十万台クラブ」入りを諦めていなかったこともあり、入交の提案には否定的だった。彼の根底にあるのは「ディシジョンはギリギリまで出す必要がない」という考えだった。 “ホンダ教祖”としての宗一郎の名声は久米の苦悩とは関係なく、年々高まってゆく。久米はホンダの三代目社長として「それに恥じない経営をしなければならない」という意識が人一倍強い。同時に自分を社長に起用してくれた藤沢の“夢”も適えなければならない。“ホンダ神話”の伝説は何としてでも守り通さなければならない。  社内に官僚組織が根を下ろすにつれ、久米の判断基準はいつの間にか「ホンダは将来どうあるべきか」よりも「ホンダは世の中からどう思われているか」に変わっていった。  ホンダが企業規模の拡大につれ官僚的になったのは、ある意味では中小企業だった当時のコンプレックスの裏返しの面がある。オートバイがまだキワモノ産業と呼ばれ、トヨタ、日産の自動車メーカーから一段と蔑まれていた時代、ホンダの社員は仕事を終え、仲間うちで酒を飲みに出掛けるとき、会社のバッジを裏返しにしていく社員が多かった。
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