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null 庭を挟んで、屋敷の南東の一翼が見える。全体に黒ずんだ古い家屋の中で、その一翼だけが最近新築されたように真新しかった。  そこだけ建物の木の色や屋根|瓦《がわら》の色が全く違う。  あそこが聖二さんの部屋だったのか……。  美里はある種の感慨を抱きながら、先代宮司の部屋だった建物を見つめた。   あとがき [#改ページ]   プロローグ  こーとろ、ことろ  どの子をことろ  あの子をことろ  とるならとってみろ  こーとろ、ことろ  歌は小さな廃寺の方から聞こえてきた。